12月11日、ゆいの森あらかわにて、「子どものためにあなたができること」をテーマに、映画「こども食堂にて」鑑賞会&里親について学ぶパネルディスカッションを行いました。ゆいの森あらかわは、図書館、文学館、子どもひろばが一体となった、子どもから高齢者まで幅広い年代の方が利用される施設です。
第1部では、映画「こども食堂にて」を鑑賞しました。子ども食堂を舞台に児童虐待の問題や、里子と実親の再会等が描かれ、里親や実親の子どもへの思いに涙される方もいました。
第2部のパネルディスカッションでは、里親さんから、「里親や協力家庭として子どもを預かることだけでなく、子どもが健全に育つことのできる環境作りのためには、たくさんの手が必要であること」、「長くこの荒川の地で、里親をやってこられたのは、周りの人の理解と協力があったからだ」というお話がありました。また、荒川区社会福祉協議会地域ネットワーク課長からは、こども食堂のボランティア等地域での活動について、荒川区子ども家庭総合センター副所長からは、児童相談所の役割、児童虐待防止への取り組み、相談内容等のお話がありました。会を通して、荒川区の地域の皆さんとともに、近くで子どもたちサポートしていくことの大切さを学ぶことができました。
今年もあと少しで終わろうとしています。多くの方に支えていただきながら、一年を終えることができますことを感謝いたします。来年も里親制度の普及啓発にチームで心を一つにして取り組んでまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。