グループホームってなあに?

二葉むさしが丘学園の子ども達の中には、
グループホーム(以下GH)で暮らしている子ども達もいます。

GHと言われても、いまひとつ子どもたちがどのような環境で
暮らしているのかイメージがつかない方も多いかもしれません。

漢字表記にしますと、地域小規模児童養護施設。

…、どんなところか、よりイメージしづらいですね…。

少人数の子どもたちが集まって、
地域の中にある一軒家などの一般住宅にて生活する形態の事をGHと呼びます。

一般的な一戸建てなので、私も初めて建物を見学した際には
「こんな住宅地の中に…!」と驚いたものです。

本園との違いは多々あります。

子どもたちにとっては、より家庭に近い環境での生活を送ることが出来る事。

職員にとっては、…3食(給食のある時期は2食)子どもたちのご飯を作る事…!

複数人の子どもたちの好みも考えながら立てる日々の献立。

作るのに慣れたメニューを選びたい所ですが、
新しいメニューにも挑戦したいのが悩みどころ。

職員が食べる分も含めて、6~7名分の調理を進める間も、
子どもたちからは「ゲーム出して~!」、「宿題見て~!」とバタバタ。
気分は一気に大家族のおかあさん・おとうさんです。

それでも、モリモリとご飯を平らげる姿を見ていると、

職員の疲れは20%吹き飛ぶとか。30%吹き飛ぶとか。